ここ一か月、遠出したり、GWに法事・旅行したりで、3Dプリンタどころではなかった。そういえば、4月に印刷してて、トラブルに見舞われたので、その報告と原因を記事にしてみる。
印刷途中のノズル温度が低下
旅行前に、7インチタブレットスタンドが必要となり、ThingiverseからDLして印刷していたところ、途中でノズル温度が低下して、エクストルーダーも動かなくなっている・・・
上のグラフのように、加熱するときも、いままできれいな曲線だったのに、途中切れて、再加熱みたいになっている。観察すると、しばらく温度が安定するときもあれば、すぐにダメな時もあるし・・・。サーミスタかなと疑ったが、どうも、温度は正しい様子(室温とか温度上昇するときの射出状況などからみて)。
加熱しているときに、マイコンボードの横のLEDが点灯するが、どうも、低下している時には点灯していない。どうやら、ヒーターに問題がありそう。
ヒーターが壊れている場合は、おそらく全く加熱しないというほうが、自然であるだろう。不安定に加熱するというのであれば、接点不良をまず疑ってマイコンボードを外してみた。
ヒーターの被膜を新しく剥がしなおして、基板のネジ式の圧接端子に入れてみようと思ったら、どうも、青い端子の部分がカタカタ緩い。裏を返してみると、半田が割れてはがれかかっていた。どうやら、これが原因らしい。半田を再度固定して、端子に接続したところ、ヒーターの温度が低下する症状は収まった。
どうも、端子に接続する際、マイナスドライバーで固定するが、強く回しすぎて、半だがはがれたのかもしれない。カタカタするようであれば、裏の半田部を、よく見てみることをお勧めする。