ELEGOO MARSを購入して、再度3Dプリント熱が上がってきました。
ネジ穴の精度検証
CADで基板のネジ穴とかを設置する際に、どのくらいの精度で印刷できるのかをの検証をしておかないといけません。とりあえず、よく使うねじのM3、M2.6、M2あたりでの検証を行ってみました。
3.0 | 2.0 | 2.5 |
3.1 | 2.1 | 2.6 |
3.2 | 2.2 | 2.7 |
精度検証用のネジ穴を印刷しました。印刷条件は斜め45度に傾けての印刷です。外径は5mm固定です。
検証結果
M3ネジ | M2ネジ | M2.6ネジ |
固定OK | 固定OK | 固定OK(きつめ) |
固定甘い | 固定甘い | 固定OK |
要ビス固定 | 要ビス固定 | 要ビス固定 |
一応、ネジ径で印刷すればビスなしでタップが切れて固定できました。けれども感覚として-0.1mmしたほうが何度も着脱するシーンにおいてはよさそうです。ちなみにM2.1の木ネジをM2の検証後の穴で試してみました。
M2.1木ネジ |
きつい(強く締めると壁割れそう) |
固定OK |
固定OK |
木ネジのようなタッピンネジはタップが深く刻まれているので固定力がありそうでした。タッピンネジのネジ径でそのまま設計して印刷するといいかもしれないです。
通常のネジ ⇒ ネジ径 - 0.1mm
タッピンネジ ⇒ ネジ径
ってとこですかね。
追記
六角ナットとネジ頭に関しても精度検証と実用値を求めてみました。