FaceBookのidbox! japan UGで印刷精度を上げるには、以前行った、Y軸のガタツキ調整よりもベルトのテンション調節の優先度のほうが高いし、効果があるというコメントをみかけて、ベルトのテンション調節を行った。
まずは、モーターベルトのテンショナー。参考にしたのは以下のサイト。
BS01ベルトテンショナーその2
3Dプリンタを改造しよう!——ブレを減らすベルトテンショナー付きモーターブラケット
ichibey様のサイトにはいつも助けられており、素晴らしいテンショナーをDLして使わせていただいた。
取り付け方などは他サイトで説明されているので割愛。使用する材料だが、田舎のホームセンターだと、ベアリングなんてものは限られたものしかない。623zz(内径3mm、外形10mm、幅4mm)なんてまずない。エンジン関連部品で代替品になりそうなものをさがすも、内径4mm以上でバラ売りで1個500円以上する。モノタロウで買うにしても、送料がかかるから、さして変わらない。
というわけで、ラジコンミニ四駆用のベアリングを流用。内径2mm(スペーサー付)外形11mm幅4mmの2個で500円。とホームセンターで売っていたバネを代用して作ってみた。使ったバネは以下のバネ。タミヤのパッケージは・・・ちょっと探して写真撮ります・・・
ベルトの幅の中心がベアリングの中心になるように削ったり、ワッシャーいれたりで調整して装着。下の写真。
一見よさそうだったが、長時間動かすと、Y軸のテンショナー(右写真)のベアリングから、ベルトがずれて、テンショナーにベルトの横が干渉するので、ベアリング両サイドにワッシャーでガイドを付けて再度装着。
これでテスト印刷してみた。Y軸のベルトも安定してガイドするようになった。
積層のズレがかなり減って精度が向上した。確かに、Y軸のガタツキよりもテンション調整を行う方が、優先順位が高いというのは納得である。