ヒートベッド化、ガタツキ予防を終えて、ベッドの安定はだいぶ高まりました。
今回は、ヘッドのカタツキをどうにかしたい。ヘッドを持って、カタつかせると、どうも、前後(Y軸側)にカタツキが大きい。これは先輩方も同様に思っており、対策がいくつか出されていた。公式コミュニティーでも、その議論・対策が上がっており、
Y軸のガタツキ改善
正統派はブッシュを買って、その支えを伸ばすことでカタツキを抑制するとのこと。他の方法はないかなぁと思っていたら、こんな記事を見つけました。
BS01ガントリー部ガタ取りブラケット、テスト版
とても、素晴らしいと思い。たまたまPTFEチューブが予備であったので、作ってみました。本当に、こういうものを作って公開されている方には頭が下がります。ちなみに、これを付けると純正のヒートシンクは取り外さなければなりません。これはヘッドブロックの冷却効率がかなり落ちることになります。これが今後、どのような影響がでるかは不透明ですので自己責任にてお願いします。ちなみに、このブログを書いている方も、後にアルミ化しているようです。
というわけで、PTFEチューブのガタ取りブラケットを付けてみました。効果てきめんですね。むしろX軸のガタツキの方が気になりますw。下部は風がワークに当たらないタイプにしています(ABS造形の為)。PLAの時にはワーク冷却タイプに付け替えればいいと思います。
これでOKとしたかったですが、実はidBoxの標準ファンが強くて、ヘッドの温度が不安定になるという症状がでたので、その対策を行いました。それは別記事にて参考にしてください。
ファン交換後、テスト造形(40分程度)は問題なく完了。テストプリントとワーク冷却タイプの下部を印刷してみました(0.2mm 230度 ベッド100度)。
キューブピラミッドは上の段は、熱がこもって崩れてます、(冷却塔とかも一緒に造形すればいいのですが・・・)が、層は安定しています。ワーク冷却の部品もきれいにできています。ヘッドブロックの冷却不足が心配でしたが、素手でさわって体感35-45度ぐらいでしょうか?ひとまず大丈夫そうです。必要であれば、凸部の継手の逆部分に小型ヒートシンクをつけてもいいかも?意味あるカナ・・・