idBoxでABSを造形するにあたって、ほぼ必須となるヒートベッド化。恥ずかしながら、3Dプリンターを調べててヒートヘッド化と読み間違えていて、ノズルのヘッドを小細工してより加熱するのかとか思っていましたw。
まぁ、ベッドなんですね。要は造形台を熱くして、反りを減らし、テーブルにしっかりとくっつくようにしましょうってことなんですね。
ヒートベッド化にはボンサイラボさんよりBS01のABS/PLAモデル用3点式アルミテーブルベース・キットを購入する必要があります。
参考にしたのは下のサイトです。
SHIELDの 気ままに なんちゃって自作痛グッズ【idbox!】3Dプリンター作るよ!【44〜48】
それと、公式コミュニティです。あとBS01の公式マニュアルもDLして、関係ある部分のみ印刷しましょう。
何が足りないとか、公式コミュニティで書いてありましたが、私的には
- スパイラルチューブ
- 金属製の造形板(1mm-3mmアルミ・銅・ステンなど) <=付属のアクリル造形板の代わり
- M3のナット(1-2個×3か所) 又は ワッシャー(2-4枚程度×3か所) 又は 15mmバネ
必須なのは、この3つぐらいかな。あればいいものは
- 結束バンド 束ねないと気が済まない人用
- Build Takシート 上の2の金属造形板に貼るといいかも ヒートベットキットと同時購入
結束バンドとかはあればいい程度。1は100均でもホームセンターでもOK。3はアクリルの造形テーブル(4点式のベッド)が余るので、そこに使われているナットやワッシャーを使えば事足りる。それが嫌なら、ホームセンターで買ってくればよいし、どうせスパイラルチューブ買うなら、バネも一緒に買った方がいい。ワッシャーだと、組み立ててるときにポロポロ落ちて、しかも、電源やらマイコンのスペースに落ちると、イライラするw。3を使って調整する仕方は別記事に書きますが、2の入手をしないと調整も何も、1-3mmの板で調整位置も変わってくるので先に用意すべきです。
2が、人によっては一番入手がつらいかも。ホームセンターにはアルミ板とか銅板はあるんだれども、切り出ししてくれるかどうかは店次第(おそらく有料)。特に田舎だと無理といわれがち。近所のホームセンター(ホーマック)だと2mmアルミを切り出してもらおうとおもったら無理だった。ということは、それより固い銅とかは絶対無理とおもうし、ステンなんぞ問題外とおもう。
どうしようかと思ってたら、そういえば、嫁のお父さんが板金屋で薪ストーブを作ってるので、お願いして即日切り出してもらった。さすがは、プロ。プレス機での切り出しは一瞬。サイズは137×190mmで造形テーブルにもBuild Takもピッタリ。余ってるステンの板で予備も作ってもらったw。最初から相談すればよかった。アルミ買った意味なしw。厚みは最低1mmは必要と思う。3mmだとアルミぐらいしか固くて切れないらしいから、1-2mmのアルミか銅かステンがよいと思う。ちなみに1mmだと「力入れると、ゆがむかなー?」程度、2mmだと「人じゃ曲げられないよねー」ぐらいの固さはあると思う。
切り出して作ってもらった2に、Build Takは儀式的に貼ったけど、ヒートベット附属品にポリイミドテープが入っていたので、それを貼ってもいいかも。ちなみに、造形テーブル(板ではなく、ねじ止めされている方)にポリイミドテープを貼るように指示されているが、BS01はそこに造形するように設計されているため、貼るのであって、造形板(2の金属板)を造形テーブルにおいて、クリップで挟んで造形するので造形テーブル(しつこいがネジ止めされている方)には貼っても意味がない上、熱伝導的に邪魔になると思う。
あとは、説明書見ながら組み立てる。ヒーターはがすときに撫でが足りなくて、すこし、ヒーターの粘着面が少しベロベロになったw。しっかり撫でよう。そしてゆっくはがそう。ま、エアーが少し入って追い出せなくなったけど、そのまま使っても大丈夫だし~(雑
スパイラルは右先方の隙間から出して、這わせて完了!!