昔にIPv4(PPPoE)とPoE(V6プラス)のデュアルスタック(同時接続)での記事を書いて、その時の唯一の問題点としてVoIPアダプタ(IP電話)が使えないということを書きました。
けど、最近になって調べてみるとGrandstream HT801というVoIPアダプタを使うとV6プラスでもIP電話が使えるとの記事を見かけて導入を検討してみました。
今の時代、通話は携帯電話で困ることは全くないし、むしろ固定電話はアポ電やオレオレ詐欺の温床となっているので不要だと考えています。何が困るかというと、日本の悪しき風習「FAX」です。FAXの使うシーンはほとんど無くなったとはいえ、ITとは程遠い業者や歯科関連でもFAXは現役なのは悲しい事実。保健所のコロナ患者集計で未だにFAXが使われているという衝撃的な事実は記憶に新しいと思います。
業者「FAXないですか?」
わい「PDFでメールで送って」
業者「PDFってなんですか?」
わい「写メでもなんでもいいからメールで」
業者「よくわからないので郵送します」
わい「・・・」
というやり取りが年に数回あるんですね。郵送で届くのに2日、訂正なんかあった日には一週間以上かかっちゃうことも…今時FAXないの?みたいな雰囲気出されてると怒りがこみ上げる
FAXってオワコンなんすよーーーー!!
とはいえ、いまだにFAXが最新設備風を漂わせている奴もいるという現実・・・。というわけで、物は試しで導入してみました。
結論から言うと、この上のブログの通りに行けば普通に使えるようになりました。とってもわかりやすいので設定の方法はお任せします。ファームウェアは現時点での最新バージョンにあげときました。
設定で変えるとするならばIPアドレスがDHCP割り当てになっているので、固定IPにしといたほうが設定とかやりやすいかな~程度です。
SMARTalkで契約をして番号を付与してもらい、SIPアカウントとパスワードを上記サイトを参考に入れて、サクサクっと設定。FAXのテストを行う場合はFAX電話機メーカー各社にあるFAXテストを使えばOK。まぁ、別メーカーでも大丈夫な感じ?自分はブラザーのFAXなのでブラザーのテスト番号を使いました。
ちゃんと送信されて返信FAXも受信できたので問題なし。SMARTalkは年に一回は通話がないとアカウントが消えるので適当に年一で電話するといいみたい。