ポータブル電源は前の記事で紹介した通り、車載できるようになり充電もシガーより行うようにしました。
車載冷蔵庫の購入
この度、車載冷蔵庫を購入し車でも冷え冷えの飲み物や保冷庫として利用したいなぁと思いました。購入したのは以下の商品です。
色々なメーカーから出てますが、コンプレッサー方式の冷蔵庫は冷えがいいですね。冷蔵庫どころか冷凍庫としても使えそうです。ただ、常温から色々なものを入れて電源をスタートさせても、そこそこ時間がかかります。購入した25Lタイプなら、ギュウギュウに常温の飲み物をいれて電源入れて冷えるまで外気にもよるとは思いますが一晩(8時間)ぐらいみとかないとキンキンには冷えないと思います。ということは、常時入れといて冷やし続けるか、冷えたものを、あらかじめ動かしていた車載冷蔵庫にいれるとか使い方に工夫が必要です。まぁそりゃ冷えるまでは時間かかりますよね。。。
家で補助的なドリンク専用の保冷庫として利用して、出かけるときにそのまま車載してシガー電源に接続して利用するのがベターな方法と思います。そこで問題があるのはエンジンが切れているときに電源が途絶するということです。途絶すると灼熱な車内の熱がもろに保冷庫の温度を上げていきます。そこでポータブル電源でエンジン停止時に補おうというわけです。
上のようなバッテリー搭載可能な商品もあります。イージーユースならこっちのほうが手っ取り早い気もしますが、以下の点で不満が残ります。
- 専用バッテリーが必要。高い
- 専用バッテリーの容量(15600mAh)が微妙。連続6時間利用可能
- 自宅利用時には専用バッテリーは不要
1に関しては車載冷蔵庫+専用バッテリー代余計にかかりますし、一個だと空になったとき困るので2つ買ったりすると車載冷蔵庫がもう一個買えちゃいます。
2は使い方とは思うんですが、泊りで出かけたときに一晩以上駐車場に止めとく場合到底持ちません。キャンプも開始して6時間で切れたら電源サイトじゃなければ詰みます。連続運転で6時間なので指定温度まで下がったときはコンプレッサーが止まるので長くなると思います。外気が高いときや冷凍モードで使ってる場合は常に動きっぱなしなります。とはいえ、2つないと不安ですし、バッテリーが切れたから手で交換しないといけません。めんどくさいです。
3は自宅のときには専用バッテリーは完全に放置になるか、過充電状態になるという点です。バッテリーの寿命をむやみに短くしてしまいます。
手持ちポータブル電源と車載冷蔵庫
ではポタ電で車載冷蔵庫を動かし続けるとどうなるんでしょうか?ポタ電は以前作ったリン酸鉄ポタ電(1280Wh)。購入したものPowerLink PL500J(500WAh)で想定してみます。
上が専用バッテリーの仕様ですので、リン酸鉄ポタ電だと45.5時間。PL500Jだと17.8時間連続利用できます。もっともPL500Jは購入後へたったるので実容量が70%に低下したと考えても12時間はもつんでないでしょうか?リン酸鉄なら心配無用ですし、PL500Jなら一晩ぐらいならもちそうです。
シガーとポタ電で電源の自動切換え
ポタ電のみで車載時に動かすことも可能ですが、走行時にはポタ電の容量は減らしたくありません。むしろポタ電は走行時に充電したいものです。ポタ電をパススルー(充電しながら車載冷蔵庫に放電)でもOKとも思いますがパススルーがバッテリーに負担をかける(真偽不明?)らしいので走行時はシガーソケットから給電し、エンジンを切ったときにはポタ電側から給電を行いたいものです。
というわけで車載時にはシガー電源とポータブル電源を自動で切り替える仕組みを作っていきます。まぁ、同じような考えをしている人はボチボチいるもので、調べると五極リレーなるものでどうにかなるとのことです。
上の五極リレーを使います。エーモンの製品は信頼がありますので選びました。五極リレーであれば基本同じと思いますが、リレー動作部は12Vを使いますので部品選定には注意が必要です。
上のヤフー質問とおんなじ回路図になります。質問主様はマイナスの接続の件で質問されてますが、負極は全部接地(ボディーアース=バッテリー負極)でOKですね。レス欄に「電源を切り替えるものではない」とありますが、そんなことはありませんので…。
ただし注意がボディーアースとポータブル電源のアースが一致するという事は、何かの拍子でポタ電の+と車のボディが短絡(接触)したときにショートしたり、思わぬ事故になりますので、ポータブル電源と接続する正極部、シガーにはヒューズ(10A)を付けておいた方がいいでしょう。かくいう私もリレーの正極のギボシのカバーから露出した部分がシートレールに接触して火花が散りヒューズつけてたおかげで器材にダメージは避けられました。シガーのヒューズボックス内は15Aなので10Aをつけておけば10Aが先に飛ぶと思います。
走行充電器も取り付ける
エンジンをかけたときにシガーから給電されますので、ついでにポタ電へ充電もしたいものです。車載冷蔵庫は計測したところ5A弱程度利用するので15Aシガーから残りの10Aで収まる程度でポタ電に充電できればポタ電の残量も増えて一石二鳥です。アリエクでさがすと
5A/8A/10Aのシガーから取るタイプの充電器がありました。安全を取って今回は5Aのものを購入です。単体で実測したところ5Aで充電可能でした。その時、シガーソケットからは6A程度流れていましたので、6A(充電器)+4A(車載冷蔵庫)=最大10A程度でまぁ許容範囲でしょう(ちょっとヒューズ足らないかも12Aぐらいがいいかもです)。シガーを分岐させてもいいですし、僕はかさばるのでコードをぶった切ってリレーのシガー入力側に並列接続しました。またDCジャックをXT60コネクタに付け替えて自作ポタ電の充電入力に直でさせるようにしました。
というわけで、回路図はこんなかんじです。部品がなくて適当に代用して書きました。シガーからの供給がONのとき車載冷蔵庫と走行充電器にシガーから12Vが供給が供給され、ポタ電に充電しつつ車載冷蔵庫を動かします。シガーからの電源が切れるとポタ電から車載冷蔵庫に電気を供給する感じです。
余談で、このチャージャーなんですけど、アンペア数はすくないですが安定して充電できましたしポタ電が満充電なると自動で充電終了、残量がへると自動充電開始してましたので使えると思います。バッテリーのBMSがコントロールしているのかもですが・・・。サービスエリアでポタ電から車載冷蔵庫に供給した後、走行して充電したり、走行中子供がゲームやらPCやらで電気を使っても、残量気にすることなく遠出ができたのでよかったです。勇気のある方は8Aで試してもいいかもしれません。10Aはさすがに危険かもです(車側のシガーヒューズが飛ぶw)。



